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百人一首で印象に残っているフレーズありますか?」マクド調査[総集編]

2009年の夏休み期間中、マクドナルド(あとロッテリアとモス)のテーブル席で隣りあわせた二人以上で来た客全員に例外なく・・・

「百人一首で印象に残っていて、今言えるフレーズありますか?」

と聞いてみた。

その報告・・・

・・・・の総まとめ


そもそもなぜこんなことをはじめたかというと、これまでのインターネット調査の百人一首ランキングを見ると、圧倒的に若い番号の歌が上位なことに疑問を感じたからです。歌番号ヒトケタの歌とかに偏って人気が集まっている。これは百人一首の一覧表とかを見て投票するからではないか、1番から目を通して、見たことがあるあたりで、おっこれこれこれこの歌っと投票してしまうのではないか・・・・と、思ったらやもたてもたまらず、なんでも自分で確かめないと納得しない難儀な性格なのもあって、あと昔っから知らない人に声をかけるのが億劫ではないのもあって、聞く側と聞かれる側、ともに何も見ずに記憶しているフレーズを聞いたらどうなるかオフランイで調査してみたわけです(百人一首はなぜかパーフェクト暗記しています、から、歌の一部を言ってもらえればどの歌か特定できますし・・・)。

その結果ですが、ソラで何も目で見なくとも番号が若い1番天智天皇(1位)、2番持統天皇(3位)、5猿丸と9小町(同率4位)など、同じような結果が出ました。

マクドナルド、ロッテリア、モスバーガーといった若い人が集まるところで聞いたせいか、この年代は学校で百人一首やったようで、頭からおぼえていったのでしょう、百人一首ヒトケタ番号が健闘しました。

あと、学校での競技かるた体験の影響か、一字決まり”むすめふさほせ”の一番最初の”む”にあたる87番の寂蓮法師「村雨の露もまだ干ぬまきの葉に霧立ちのぼる秋の夕暮」が4位に入っています。

特筆すべきは、百人一首の冒頭に近くもないし、1字決まりでもない24番の菅家(=菅原道真)「このたびはぬさも取りあへず手向山紅葉の錦神のまにまに」が2位に入ったことです。特に平成生まれ男子に「・・・まにまに」が支持されていたことが印象に残りました。

拙、花院堂ぶぶが、漠然と読者として想定している中心層が、「まにまに」好きの平成生まれ男子のン十年の後って感じでしょうか。なんか百人一首に対して、先生から押し付けられた感無しに、いい距離感で百人一首と出会ったって感じの少年たちでした。

昭和40年代以前生まれは今回の調査では、ほとんどの方が百人一首のフレーズが出ませんでした。おそらく場所のせいだと思います。マクドナルドに食事に来なきゃいけないようなときは、なんかこう忙しいというか、百人一首なんぞ知ったこっちゃないっていうようなタイミング。・・・・・とは言え同じ昭和世代として、さみしくなかったというと嘘になります。

そうそう、百人一首ランキングのまとめですよね


1位 1天智天皇 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ吾が衣手は露に濡れつゝ 女性5人 男性2人
1位


2位 24菅家(=菅原道真) このたびはぬさも取りあへず手向山紅葉の錦神のまにまに  女性2人 男性4人
2位


3位 2持統天皇 春すぎて夏きにけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山 女性1人   男性3人
3位


《3人があげた歌が3首あった・・・(=同率4位)》
4位 5猿丸太夫 奥山に紅葉ふみ分けなく鹿の声きく時ぞ秋は悲しき 女性2人  男性1人
4位 9小野小町 花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながせしまに 男性1人 女性2
4位 87寂蓮法師 村雨の露もまだ干ぬまきの葉に霧立ちのぼる秋の夕暮 女性1人 男性2人

《2人が一節を記憶していてあげた歌・・・5首(=7位)》
7位 7安倍仲麿 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも    男性2人
7位 10蝉丸 これやこのゆくも帰るもわかれては知るもしらぬもあふ坂の関   男性1人 女性1人
7位 17在原業平朝臣 千早ふる神代もきかず龍田川からくれなゐに水くゝるとは 男性2人
7位 33紀友則 ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらん      男性2人
7位 50藤原義孝 君がためをしからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな         女性2人

《1人が一節を記憶していてあげた歌・・・21首(=12位)》

12位 12僧正遍昭 天津風雲の通ひ路吹きとぢよ乙女のすがたしばしとゞめん
12位 16中納言行平 立ちわかれいなばの山の峯に生ふるまつとしきかば今かへりこむ
12位 18藤原敏行朝臣 住の江の岸による波よるさへや夢のかよひぢ人めよぐらん
12位 26貞信公 小倉山峰のもみぢ葉心あらば今一度のみゆきまたなむ
12位 30壬生忠岑 有明のつれなく見えし別れより暁ばかりうきものはなし
12位 31坂上是則 朝ぼらけ有明の月と見るまでによし野の里にふれる白雪
12位 42清原元輔 契りきなかたみに袖をしぼりつゝ末の松山波こさじとは
12位 60小式部内侍 大江山いくのゝ道の遠ければまだふみも見ず天の橋立
12位 65相模 恨みわびほさぬ袖だにあるものを恋に朽ちなん名こそ惜しけれ
12位 67周防内侍 春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たん名こそ惜しけれ
12位 69能因法師 あらし吹く三室の山のもみぢ葉ばは龍田の川の錦なりけ
12位 72祐子内親王家紀伊 音に聞く高師の浜のあだ浪はかけじや袖の濡れもこそすれ
12位 74源俊頼朝臣 うかりける人を初瀬の山おろしはげしかれとは祈らぬものを
12位 76法性寺入道前関白太政大臣わたの原漕ぎ出でて見れば久方の雲井にまがふ沖つ白浪
12位 77崇徳院 瀬を早み岩にせかるゝ滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ
12位 79左京大夫顕輔 秋風にたなびく雲の絶え間より洩れ出づる月の影のさやけさ
12位 80待賢門院堀河 ながからむ心も知らず黒髪の乱れて今朝は物をこそ思へ
12位 81後徳大寺左大臣 ほとゝぎす鳴きつる方を眺むればたゞ有明の月ぞ残れる
12位 89式子内親王 玉の緒よ絶なは絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする
12位 91後京極摂政前太政大臣 きりぎりすなくや霜夜のさむしろに衣片しき一人かも寝む
12位 100順徳院 百敷や古き軒端のしのぶにも猶あまりある昔なりけり


《以下は同率33位 126人誰もフレーズを思い出さなかったゼロ人の歌68首》
3柿本人麿 あし曳の山鳥の尾のしだり尾のなが/\し夜を独りかもねん
4山辺赤人 田子の浦に打出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪はふりつゝ
6中納言家持 かさゝぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける
8喜撰法師 わが庵は都の辰巳しかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり
11参議篁 わたの原八十島かけてこぎ出ぬと人にはつげよあまの釣舟
13陽成院 筑波根のみねより落つるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる
14河原左大臣 陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑにみだれそめにし我ならなくに
15光孝天皇 君がため春の野に出でて若菜つむわが衣手に雪はふりつゝ
19伊勢 難波潟みじかき蘆のふしの間もあはでこの世をすごしてよとや
20元良親王 わびぬれば今はた同じ難波なるみをつくしても逢はんとぞ思ふ
21素性法師 今来むといひしばかりに長月の有明の月をまち出でつるかな
22文屋康秀 吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風をあらしといふらむ
23大江千里 月見れば千ぢに物こそかなしけれわが身ひとつの秋にはあらねど
25三条右大臣 名にしおはゞ逢坂山のさねかづら人にしられでくるよしもがな
27中納言兼輔 みかの原わきて流るゝいづみ川いつみきとてか恋しかるらむ
28源宗于朝臣 山里は冬ぞ淋しさまさりける人めも草もかれぬと思へば
29凡河内躬恒 心あてに折らばやをらむ初霜の置きまどはせる白菊の花
32春道列樹 山川に風のかけたるしがらみはながれもあへぬ紅葉なりけり
34藤原興風 たれをかも知る人にせん高砂の松も昔の友ならなくに
35紀貫之 人はいさこゝろも知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける
36清原深養父 夏の夜はまだ宵ながら明ぬるを雲のいづこに月やどるらん
37文屋朝康 白露に風のふきしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞちりける
38右近 忘らるゝ身をば思はず誓ひてし人の命のをしくもあるかな
39参議等 浅茅生の小野の篠原忍ぶれど余りてなどか人の恋しき
40平兼盛 忍ぶれど色に出にけり我恋は物や思ふと人のとふまで
41壬生忠見 恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか
43中納言敦忠 あひ見ての後の心にくらぶれは昔は物を思はざりけり
44中納言朝忠 あふことの絶えてしなくばなか/\に人をも身をもうらみざらまし
45謙徳公 あはれともいふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな
46曾根好忠 由良のとを渡る舟人かぢをたえ行く方も知らぬ恋の道かな
47恵慶法師 八重むぐらしげれる宿のさびしさに人こそ見えね秋は来にけり
48源重之 風をいたみ岩うつ浪のおのれのみ砕けて物を思ふ頃かな
49大中臣能宣朝臣 御垣守衛士の焚く火の夜はもえ昼は消えつゝ物をこそ思へ
51藤原実方朝臣 かくとだにえやはいぶきのさしも草さしも知らじな燃ゆる思ひを
52藤原道信朝臣 あけぬれば暮るゝものとは知りながら猶うらめしき朝ぼらけかな
53右大将道綱母 なげきつゝひとりぬる夜の明くる間は如何に久しき物とかは知る
54儀同三司母 わすれじの行末までは難けれど今日をかぎりの命ともがな
55大納言公任 滝の音は絶えて久しくなりぬれどなこそながれて猶聞えけれ
56和泉式部 あらざらむこの世の外の想ひ出に今一度の逢ふこともがな
57紫式部 廻りあひて見しやそれともわかぬまに雲がくれにし夜半の月かな
58大弐三位 ありま山猪名の笹原風吹ばいでそよ人を忘れやはする
59赤染衛門 やすらはで寝なましものを小夜更けて傾くまでの月を見しかな
61伊勢大輔 いにしへの奈良の都の八重桜今日九重ににほひぬるかな
62清少納言 夜をこめてとりのそらねをはかるともよに逢坂の関はゆるさじ
63左京大夫道雅 今はたゞ思ひたえなんとばかりを人伝ならでいふよしもがな
64権中納言定頼 朝ぼらけ宇治の川霧たえ/\にあらはれ渡る瀬々の網代木
66前大僧正行尊 もろ共にあはれと思へ山桜花より外に知る人もなし
68三条院 心にもあらでうき世にながらへば恋しかるべき夜半の月かな
70良暹法師 さびしさに宿を立ち出でてながむればいづくも同じ秋の夕ぐれ
71大納言経信 夕されば門田の稲葉おとづれて蘆のまろ屋に秋風ぞふく
73権中納言匡房 高砂の尾の上の桜咲きにけり外山の霞立たずもあらなむ
75藤原基俊 契りおきしさせもが露を命にてあはれ今年の秋も去ぬめり
78源兼昌 淡路島通ふ千鳥の鳴く声に幾夜寝覚めぬ須磨の関守
82道因法師 思ひわびさても命はあるものを憂きに堪へぬは涙なりけり
83皇大后宮太夫俊成 世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞなくなる
84藤原清輔朝臣 ながらへば又此の頃やしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき
85俊恵法師 夜もすがら物思ふ頃は明けやらで閨のひまさへつれなかりけり
86西行法師 なげけとて月やは物を思はするかこち顔なる我が涙かな
88皇嘉門院別当 難波江のあしのかりねの一夜ゆへ身をつくしてやこひわたるべき
90殷富門院大輔 見せばやな雄島の蜑の袖だにも濡れにぞ濡れし色はかはらず
92二条院讃岐 わが袖は汐干に見えぬ沖の石の人こそ知らね乾く間もなし
93鎌倉右大臣 世の中は常にもがもな渚こぐ海士の小舟の綱手かなしも
94参議雅経 みよし野の山の秋風小夜更けてふるさと寒く衣うつなり
95前大僧正慈円 おほけなくうき世の民に蔽ふかな我立つ杣に墨染の袖
96入道前大政大臣 花さそふあらしの庭の雪ならでふりゆくものは我身なりけり
97権中納言定家 来ぬ人を松帆の浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつゝ
98従二位家隆 風そよぐ楢の小川の夕ぐれはみそぎぞ夏のしるしなりける
99後鳥羽院 人もをし人もうらめしあぢきなく世を思ふ故に物思ふ身は

以上です
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花院堂ぶぶ

Author:花院堂ぶぶ
百人一首構造研の代表をしています。

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